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【サントリー】白州蒸溜所に行ってきました!

 今回は山梨県にある白州蒸溜所に行って来ました!

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森の蒸溜所

場所は...

山梨県北杜市白州町鳥原2913-1

 

東京から高速を使って2時間ちょっと。

電車だと約3時間...なかなかの距離に白州蒸溜所はあります。

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【森の蒸溜所】と言われる白州蒸溜所。

上空から見ると...

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本当に森に囲まれているのが分かります。

標高は約700mの高地で南アルプス甲斐駒ヶ岳のふもとにあります。

敷地内にはバードサンクチュアリがあり、年間で約50種類の野鳥が観察できるそうです。

夏には30℃を越えることもあり、冬にはマイナスになることも。

この寒暖差もウイスキーの熟成には適しています。

 

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白州蒸溜所ツアー

今回参加した蒸溜所見学は、【白州蒸溜所ツアー】というものです。

所要時間:80分

参加費用:1,000円

製造工程と貯蔵庫を見学出来て、最後にテイスティングという流れです。

ツアーは事前予約制です。

見学ツアーは人気があるので早めの予約をおススメします。

〇製造工程

まずは、醸造・蒸溜棟を見学していきます。

まずはじめに麦芽とピート(泥炭)を見せてくれました。

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麦芽はノンピートとピーテッドタイプの二種類の香りの違いを確認します。

残念ながらずっと使い回しているので香りが弱すぎました(笑)

泥炭は写真の中央にある黒い塊です。

そのままでは何の匂いもしません。燃やして香りが出ます。

 

マッシュタン

Mash(麦汁)を造る為の容器です。

白州蒸溜所のマッシュタンはとてつもないサイズでした。

以前に見学した秩父とはサイズが大きく異なりました。

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発酵槽

発酵槽もかなりの数がありました。

しかも1つ1つがかなりデカい!

大量に生産できる体制がしっかりあるのはさすがサントリーという印象です。

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発酵槽は1日目と2日目を覗くことが出来ます。

2日目のほうは発酵が進んでいるのであまり中は見えません。

白州蒸溜所も発酵槽は木製でした。

木製の発酵槽を使うことで乳酸菌の働きも良くなり、白州の香りに良い影響が出るそうです。

3日程度発酵させたものをスチルで蒸溜していきます。

 

ポットスチル

左側が初留で右側が再留です。

6基ずつあるように見えました。

白州蒸溜所のスチルの特徴は、何種類かのスチルを使い分けているということです。 

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 サイズや形が違うスチルをいろいろ使うことで、違った個性を持つ原酒をわざと作っているそうです。

残念ながら、目の前にガラスがあって見難い写真になってしまいました(´;ω;`)

 

貯蔵庫

醸造・蒸留棟から徒歩10分、専用バスで1分にある見学貯蔵庫に向かいました。

貯蔵庫は上空写真を見ても分かるように無数にあります。

トータルで貯蔵している樽は100万本近くあるとか...

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貯蔵方法は10~12段にもなるラック式

ずらっと樽が並んでいる風景は圧巻でした。

ちなみに、貯蔵庫内は外気温の影響を受けにくいようで年間を通して低い傾向にあるそうです。

森に囲まれている蒸溜所は世界的にも稀ですから、白州独特の熟成が進んでいるのかもしれませんね。

 

テイスティング

さて、貯蔵庫のあとはお待ちかねのテイスティングタイムです。

テイスティングするのは、 

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①ホワイトオーク樽原酒(熟成12年ほど)

②ライトリーピーテッド原酒(熟成8年ほど)

③白州(ノンエイジ製品)

この3点でした。

 

4つ目はハイボールを試飲する為の白州ですので③と同じものが入ってます。

テイスティングの方法はサントリーのブレンダーさんと同じ方法を奨められます。

方法は「トワイスアップ」

ウイスキーと同量の水(天然水)を入れて飲む方法です。

まずは香りを確認し、加水して味を確認します。

 

最後にハイボールを作って楽しみます。

【森香るハイボール】の作り方を丁寧に教えてくれました(*'ω'*)

 

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実は...

今回、私はドライバーでした(笑)

なのでテイスティングは連れが楽しんだだけでした(;´Д`)

連れはとても満足したようで、ツアー終了後に隣接された「BAR白州」で

【白州18年】、【構成原酒シェリー樽原酒】をさらに楽しんでいました。

すべて15mlですがその分お手頃な価格で試飲できるので是非立ち寄ってみて下さい。

 

ちなみに感想は、

ウイスキーが物によってこんなにも違うとは思っていなかった!」だそうです(笑)

ウイスキーの良さが伝わったようでツアーに参加した甲斐がありました!

 

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最後に、ドライバーでお酒をテイスティング出来ない見学者にはお土産がありました。

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白州蒸溜所オリジナルのロックグラスです。

これがあるだけですごく満足してしまいました!

個人的にはロックでは飲まないので飾るだけになりそうですが(笑) 

 

今回は以上です。

白州蒸溜所には、ウイスキー博物館という施設もあります。

世界のウイスキーの展示やサントリーの歴史や広告などを無料で見ることが出来ます。

蒸溜所見学をしたことがない方やウイスキー初心者にはサントリーの蒸溜所は優しいと思います。

まずは、白州蒸溜所や山崎蒸溜所に行ってみてはどうでしょう?

 

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