イチローズモルトが好き!ウイスキーが好き!

ウイスキーを愛する下町の呑んべいのお酒ブログ

【アイコス】番外編!IQOSphere渋谷に行ってきました!

今回は番外編です。

IQOSストアの期間限定店舗【IQOSphere渋谷】に行ってきました!

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IQOSphere渋谷とは?

IQOSのユーザーがホームページ上で利用しているオーナーコミュニティが、

渋谷に実店舗として期間限定でオープンしました!

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〇オープン期間

2017年8月10日(木)~10月末(未定)

※延長する可能性があります。(もともとは8月末予定でした)

 

〇営業時間

11:00~20:00

※一般のIQOSキットの販売やアフターケア(修理など)は行ってません。

 

〇場所

東京都渋谷区道玄坂2-25-8 ドン・キホーテ渋谷店旧舘1F区画

 

※分かりにくい表記をしていますが、旧ドン・キホーテ(今は新しくなって移転)の

 1階の一部を使っているということです。

 渋谷駅から東急百貨店本店を目指して歩けば分かりやすいと思います。

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IQOSphere渋谷でできること

IQOSphere渋谷は通常店舗とは出来ることが違います。

 

①IQOSキットは限定セットのみ

渋谷で購入できるIQOSキットは通常とちょっと違います!

購入できるのは、【IQOSキット+渋谷限定ケース】の渋谷限定セットのみです。

つまり、「ケース付きでないと買えない」ということです。

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通常キット10,980円+ケース2,980円=13,960円

このセットが渋谷限定として、1000円割引されています。

初回クーポンあり・・・9,960円

初回クーポンなし・・・12,960円

となります。

 

ケースは14種類から選べます。

このケースは、限定セット購入時にしか選べないものばかりです。

以前、期間限定で販売していたケースなど魅力的なものばかりです!

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〇購入方法

通常店舗と同様に、IQOSのホームページから来店予約が必要になります。

ただ、ほかの通常店舗より予約がしやすいのが特徴です。

渋谷店のスタッフに確認したところ、

「平日は比較的空いているのですぐに買える」とのことでした!

②渋谷店限定アクセサリーが買える

渋谷でしか買えないケースやキャップが購入できます。

ケースは上記の14種類とはちょっと違いますが、渋谷限定のものが買えます。

ケースはアイティストコレクションのものです。

ケース単品は2980円です。

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キャップは、通常の全12色とストア限定の2色が買えます。

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☝こちらが通常の12色です。全国のアイコスストア・アイコスHPで購入出来ます。

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☝こちらがストア限定の2色

左:ディープシー 1980円 右:メタルグレー 1980円

 

③オリジナルケースが作れる

渋谷に行く一番の目的はコレと言っていいと思います!

ホームページで作ることが出来たオリジナルケースが渋谷でも作れます!

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ホームページで作るのと違うところは...

〇現金で作ることが出来る

ホームページでは、「コイン」というポイントを貯める必要がありました。

1個作るのに600コインズが必要です。

1日に貯まるコインの上限もあるので、毎日地道に貯める必要があります。

しかし、渋谷では現金で作れちゃいます!

金額は2,980円

通常のケースが1,500円~ですからちょっと高めですかね?

 

 

〇渋谷限定デザインが選べる

ホームページ版では選べないデザインやスタンプが渋谷にはあります。

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☝僕が作ったケースです(限定スタンプ使用)

全ての限定デザインはお見せ出来ないので、渋谷で確認してみて下さい!

 

※作成時間

作成時間は、デザインを決めて注文すると約60分で完成します。

なお、注文するには、LINEで「IQOSphere」と友達になる必要があります。

注文時に一緒に登録で大丈夫です。

 

お近くの方はぜひ!!

いかがでしたか?

IQOSphere渋谷は限定感がとってもある場所でした!

店内では、ケース作成などの滞在時には店内でアイコスを吸えます。

暑い時期ですから、ちょっと休憩がてら寄ってみてはどうでしょうか?

ではでは。

【ジャパニーズウイスキー①】イチローズモルト モルト&グレーン ホワイトラベル

自宅にあるウイスキーをご紹介していきます!

まずは、大人気のイチローモルトのド定番から。

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モルト&グレーン ホワイトラベル

今回は、イチローモルト

モルト&グレーン ホワイトラベル(ブレンデットウイスキー

アルコール度数 46%

原材料 モルト グレーン

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イチローモルトの中では、一番安価で手に入りやすいもの。

イチローモルトを飲んだことが無ければ、まずはこれから試して下さい。

 

実は意外と珍しいブレンデットウイスキー

ホワイトラベルはブレンデットウイスキーです。

2008年に蒸留を開始した秩父蒸留所では、モルトウイスキー原酒を伝統的なダンネージスタイルの貯蔵庫でウイスキーを熟成させています。

ダンネージスタイルとは、樽を木のレールを使って積み重ねる方式です。

秩父蒸留所では、基本3段で小樽だけ例外的に4段にしています。

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ひと樽ごとに個性的な熟成をする原酒の中から、ブレンドに使用することで力を発揮するタイプの原酒をキーモルトとして選びます。

このキーモルトを含め、全部で9蒸留所のモルト原酒と2蒸留所のグレーンウイスキーブレンドして生まれるのが、このホワイトラベルです。

何が珍しいかというと、このブレンドしているウイスキー原酒の産地です。

実は、「世界5大ウイスキーと言われる産地すべてのウイスキーを使っているからです。

アイリッシュ・スコッチ・アメリカン・カナディアン・ジャパニーズの原酒が必ず1種類以上ブレンドされているのですが、これは世界的に見てもとても珍しいブレンデットウイスキーなのです。

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☝こちら、ホワイトラベル専用の樽です。

この樽に一定期間、原酒を入れて寝かせてから出荷します。

 

バックラベルにはロットナンバーが刻印されています。

この番号が違うとやはり微妙に味も違うので、飲み比べてみるのも一興です。

 

テイスティングノート

カラー:ゴールド

 香り:はちみつのような甘い香りと柑橘系のさわやかな香り

  味:口に含むとドライでスパイシー

    イチローモルト独特の香木系の香りが上がる

    ライトボディだがアルコール臭は強くない

フィニッシュ:それほど長くなくスムーズに切れ上がる

 

ブレンデットウイスキーですが、シングルモルトウイスキーを飲んでいるような個性があってストレートでも楽しませてくれます。

ハイボールにすると格段に飲みやすくなります。

印象は大きく変わって、森林の様な爽やかな香りが上がり、軽やかな甘みがとても心地よく広がります。

秩父蒸留所に工場見学に行った際に、おススメの飲み方を聞いたところ、

モルト&グレーンはハイボールで!」

と言っていましたので、間違いはないかと(笑)

僕は自宅ではソーダ割りで飲んでいます。(レモンが苦手なので...)

個人的には、ストレートで飲むには少し物足りないかなと思っています。

意外と入手しやすいボトルだと思いますので、探してみて色々試してみて下さい!

 

 

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【イベント】福岡ウイスキートーク2017に参加してきました!③

2017年6月18日(日)に福岡で行われたウイスキートーク2017に行ってきました。

今回は、第3弾です。

前回までにメインフロアとマニアックフロアのブースをご紹介しました。

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 今回は、イベント記念のオリジナルボトルをご紹介します!

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〇オリジナルボトル

毎年、福岡ウイスキートークではオリジナルボトルを制作しています。

オリジナルボトルは当日会場で申し込みをして、抽選で当選すると購入できます。

今年のボトルはウイスキー4種類とジン1種類の計5種類です。

 

〇Bottle1

マルス信州蒸留所 太陽と鳳凰シリーズ 第3弾

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今年のオリジナルボトルで第3弾となるマルスウイスキー「太陽と鳳凰

2011年に再稼働したマルス信州蒸留所の「復活」を「鳳凰」で表現。

スペックはボトリング終了後に確定するため現段階では未確定。

その為、一部文言は仮デザインです。

今年のボトルは世界初リリースとなる屋久島熟成ウイスキー

信州や津貫で熟成されたものとは異なる熟成感に期待!!

蒸留年 2014年 瓶詰年 2017年

熟成樽 バーボンバレル

発送時期 11月下旬~12月中旬予定

 

〇Bottle2

秩父蒸留所 月と失われゆく動物シリーズ 第7弾

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シルエットで絶滅危惧種の動物をデザインしてきたこのシリーズ。

第7弾のラベルデザインは「ツキノワグマ」です。

デザイン画が〝くまモン″ぽくなってしまうと手こずったようです(笑)

ビール樽で追熟された逸品。

甘くフルボディ、とてもフルーティな味わいです。

熟留年 2011年 瓶詰年 2017年

熟成樽 1st:バーボンバレル  2nd:ビアバレル

発送時期 9月~11月予定

 

〇Bottle3

グレンロセス1996 リフィルシェリー 47.5% 夜と冒険シリーズ 第2弾

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ラベルの原画は福岡在住のアーティスト田中千智氏の作品。

シェリー樽熟成のグレンロセス

バランスが良く、フルーティな味わいです。

蒸留年 1996年 瓶詰年 2016年

熟成樽 リフィルシェリ

発送時期 8月下旬予定

 

 

〇Bottle4

ベンロマック2005 60.7%

 for Whiksy Talk FUKUOKA &喫茶・喫酒おまめ10周年記念

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ウイスキートークと、実行委員会メンバーである福岡のバー「喫茶・喫酒おまめ」

との共同ボトリング。

柑橘、熟した果実のともにほのかにピートが感じられます。

蒸留年 2005年 瓶詰年 2017年

熟成樽 ファーストフィルバーボン

発送時期 8月下旬予定

 

 

〇Bottle5

マルス津貫蒸留所 CB GIN

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ウイスキートークを主催するクラブバッカス実行委員会メンバーの有志と

本坊酒造マルス)が共同開発したオリジナルのジャパニーズジンです。

1バッチ400Lの仕込み。約560本の限定リリース。

このボトルだけは、会場で販売を実施しました。

2本入手しましたが、当日で売り切れた模様。

 

Bottle1~4は抽選になっていますが、まだ結果は届いていません。

今回福岡まで行ったのは、このボトルたちの抽選に参加するためでした。

当たっていたらいいな~っぐらいに思って待ってます(笑)

 

〇戦利品たち

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写真の通りです。

ボトル5本とテイスティンググラス2脚とトートバックです。

ボトル2本は違うイベントの記念ボトルですが。。。

参加できなかったイベントのボトルも手に入ったので良かったかと。

 

実はトートバックが便利なんです!

ウイスキー文化研究所のブースで販売されている、蒸留所のイメージをデザイン

したトートバックなんですが、荷物が増えてくる会場で役立ちます。

毎回、イベントに参加するたびに購入しては、その場で使ってます(笑)

デザインも10種類以上あるのでコレクションもしてしまってます。

 

いかがでしたか?

個人的には地方イベントのほうが、ゆっくり会場を見たり話が出来ていいかなと思いました。

毎年、ウイスキーイベントの参加者は増えてはいるんですけどね。

次回は、静岡の小さなイベントに参加しようかなと検討中です。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

【イベント】福岡ウイスキートーク2017に参加してきました!②

2017年6月18日(日)に福岡で行われたウイスキートーク2017に参加してきました。

今回は前回の続きです。

ちょっとだけマニアックになるかもしれません(笑)

 

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〇マニアックフロア(3F)

前回はメインフロア(4F)をご紹介しました。

ウイスキートークの会場はメインフロアとマニアックフロアの2つに分かれています。

今回はマニアックフロアのブースをご紹介します。

マニアックフロアには、ボトラーウイスキーやBARが出店していました!

オールドボトルや流通の少ないボトラーズボトルが多いフロアなので、

メインフロアよりは人がやや少なかったかなと思います。

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 〇マニアックフロア

マニアックフロアは2つに分かれています。

ブースコーナーとセミナールームに分かれていて、セミナーは予約制です(別料金)。

セミナーは事前予約でかなり人気があります。今回は未参加です。

ブースは全部で15。

ボトラーズボトルを扱う企業とBarが出店しています。

 

〇e Power

このフロアで一番人気があったのがこのブース。

開場直後には長蛇の列を作っていました。理由はオリジナルボトルです!

 

e Powerとは

2007年設立の岐阜市にある日本のボトラーズメーカーです。

ウイスキーやラムなどの輸入卸や日本の酒類・飲料の輸出をしている企業です。

自社ボトルが好評で、5周年ボトルやイチローモルトとのコラボ等話題も豊富です。

 

今年10周年を迎える為、記念ボトルに注目が集まっています。

この日も、記念ボトルがあるという噂が...それがこちら☟

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e Power10周年記念ボトル(第2弾)

秩父6年 IPAカスクフィニッシュ

言わずと知れたイチローモルト

インディアンペールエールの樽でフィニッシングしたボトルです。

2017年7月8日の発売に先行して30本持ってきていたそうです。

まあ、当日出遅れていた僕にとっては何のチャンスもなかったのですが、

瞬殺だったそうです(笑)

有料テイスティングだけはできたので良かったです。

ほのかな苦みがあって深い味わいがフィニッシュまで続きました。

イチローモルトは人気ありますし、今回のボトルは当たりだと思います!

 

ちなみに第1弾はこちらのボトルです☟

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e Power10周年記念ボトル(第1弾)

Croftengia(クロフテンギア)10年 (ロッホローモンド)

まろやかな甘さとスモーキーさがエレガントにバランス良く、

角がない柔らかなピーティーさが特徴です。

ネームバリューは無いのですが、こちらも当たりと言えます!

クロフテンギア10年は、購入することが出来ました!

 

ロッホローモンド蒸留所

南ハイランド地方にあり、リトルミル蒸留所の第2工場として生まれました。

現在は2014年3月に新オーナーを迎え独立資本系の蒸留所として稼働しています。

この蒸留所の特徴はブランド名が多いこと。

・ロッホローモンド(蒸留所名そのまま)

・インチマリン(特殊スチル使用モルト

・クレイグロッジ(ヘビーピートモルト

・オールドロスデュー・グレンダグラス・クロフテンギア

・インチファッド・インチモーン

実に8種類ものブランド名を使用している。

また、スチルの形状にも特徴があり、ここだけのオリジナルと言える。

蒸留所内にグレーンウイスキー用の連続式蒸留機も備えている。

なかなか興味深い蒸留所です。

 

 

 

〇ビア&バーボン ミルウォーキーズクラブ

埼玉県川口市にあるBarのブースです。

オーナーである白井慎一氏はアメリカンウイスキーにめちゃめちゃ詳しい!

アメリカンウイスキーも好きなので、ちょっと顔を出すと...

見慣れた箱があるではないか…

「それってもしかして?」

と訪ねてみたところ、ありました!このボトル!!☟

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ダブルオークド ニューミディアムチャーバレルforミルウォーキーズクラブ

白井氏が2006年に渡米し現地で譲り受けたバーボン原酒を秩父蒸留所の

ミディアムチャーバレルに移して後熟させたウイスキーです。

珍しいウイスキーでしたので、ぜひ試飲をしたいと思ったところ、

限定ではありましたが有料試飲ができました。

やはり、バーボン原酒ですから秩父蒸留所で熟成させても、全くの別モノ!

個人的にはあまり好まないのですが、もしかしてと思い、、、

 

「ここで売ってるんですか?」

と確認したところ、隠していた値段を見せてくれました。

その価格40,000円!!

んー、いくらなんでも高くないか?と思いやめてしまいました。

 

がっ!!

後日、とある酒販売店のホームページを見ていると、このウイスキーを販売すると。

当然、本数に限りのある商品ですからこの酒販売店の独占販売です。(提携かな?)

一応、価格を見てみると、、、

なんと、15,000円!!

マジか!?と思いましたが、これが妥当な値段なんですよね(^^;)

会場では、ミルウォーキーズクラブさんが先行で販売していたのですが、

まさか販売元がふっかけた値段で売るとは思ってませんでした!

値段隠している訳ですよ。正直、その行為にがっかりしました。

ジャパニーズウイスキーは年々値段が高騰してますからね。

でも、販売元がやってはいけないと思うんですけどね(´;ω;`)

もちろんそんな所が出したウイスキーは酒販売店からも買いませんでしたよ...

 

 

〇(株)信濃屋食品

都内を中心に実店舗を持つ信濃屋さんのブースです。

実店舗やネット販売でもお世話になってます(笑)

今回、写真撮るの忘れました!(^^;)

ここのプライベートボトルは毎回注目しています。

特に今年は、プライベートボトリングを始めて10周年!

今年は、多くのボトルがリリースされており、すべてが即完売状態です!

インターネットでも確認できるのでぜひ調べて見てください!

 

まだまだ、ブースはたくさんありましたがマニアックフロアはこのぐらいで!

何故かというと、ボトラーズは好き嫌いが出てしまうから!(笑)

僕自身もすべてをチェックできるわけないので、自分の好きなボトラーズだけを見ています。

他に興味ありそうなボトルが無かったのであまり見ていませんでした。

ということで、今日はここまで!

また、長くなってしまったので今年のオリジナルボトルの紹介は次回に!

今年のボトルは5種類です!

 

【イベント】福岡ウイスキートーク2017に参加してきました!①

2017年6月18日(日)に福岡で行われたウイスキートーク2017に参加してきました。

東京から飛行機に乗って遠征です。

飛行機は格安LCC!宿泊は格安ビジネスホテル!すべてはウイスキーに!!

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イベント概要

〇イベント名

第8回ウイスキートーク福岡2017

〇日時

2017年6月18日(日)12:00~18:00

〇場所

電気ビル共創館 みらいホール(4F)&カンファレンス(3F)

〒810-0004 福岡県福岡市中央区渡辺通2-1-82

 

〇入場料

3500円(当日券4500円)

 

〇主催

クラブバッカス実行委員会

 

クラブバッカス実行委員会とは?

福岡をはじめ九州で活躍するバーテンダーや酒販店の有志が集まり結成されました。

お酒にまつわるイベントの開催や活動を通じて九州の酒文化の向上と飲食業界の活性化に貢献。

委員長は福岡市中州の名店「Bar Higuchi」のオーナーバーテンダー樋口一幸氏。

 

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2フロアに46ブース

会場はホテルニューオータニ福岡の目の前です。

ちょっと、福岡駅から電車での移動は面倒な場所です。

タクシーやバスもありますので、そちらでの移動をおすすめします。

 

ウイスキートークの会場はメインフロアとマニアックフロアの2つに分かれています。

今回はメインフロアのブースをご紹介します。

全部は無理ですので、気に入ったブースだけ(酔っぱらってもいたんで...)

 

〇メインフロア

企業系ブース14 フードブース7 その他9

ウイスキーを製造・販売する企業のブースが中心です。

 

ベンチャーウイスキー秩父蒸留所)、笹の川酒造(安積蒸留所)

ガイアフロー(静岡蒸留所)、本坊酒造(株)(津貫蒸留所)など

日本の蒸留所が目立つようになりました。

会場の雰囲気はこんな感じです。

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結構人がいます。

でも、都内のイベントや秩父ウイスキー祭よりかは動きやすいです。

秩父ウイスキー祭なんかは止まって試飲することがなかなか出来ません(笑)

 

〇笹の川酒造 安積蒸留所

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真ん中に映るのが、7月は発売のピュアモルト山桜です。

 

 

安積蒸留所のブースにはニューポットが販売されてました。

ニューポットとは溜出したばかりの未熟成のウイスキーのことです。

ウイスキーの赤ちゃんとも呼ばれます。樽に入る前ですから無色透明です。

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あまり出回らないので、見つけたら買うようにしてます。

数年後に熟成されたウイスキーが出荷されたら並べて楽しむつもりです(笑)

 

ちなみに津貫蒸留所も最近、ニューポット ヘビーピーテッドを出荷しました。

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☝のボトルは7月に販売開始したのでこの時にはありません。

津貫蒸留所のブースで販売していたのはノンピートタイプのニューポットでした。

 

〇ガイアフロー 静岡蒸留所

ブースにブラックアダー・インターナショナル社代表ロビン・トチェック氏が居ました。

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ウイスキーラバーズ名古屋のブースに今年のイベントボトルがあったので、

ロビン・トチェック氏に

「このボトルの原酒はなに?」

と聞いてみました(笑)

ウイスキーラバーズ名古屋2017 記念限定ボトル

【BLACK SNAKE OLOROSO SHERRRY VAT №4 2nd VENOM】

そのボトルがこちら☟

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その答えは。。。

 

「教えられないよ~(笑)」

 

と通訳を通して言われちゃいました(^^;)

そりゃそうですけどね。。。

 

 

ガイアフローは自社が扱う、ブラックアダーやアスタモリスを中心に試飲させてくれました。

その中に、AMRUT(アムルット)もありました。

写真忘れてしまいましたが、インドのウイスキーも侮れません。
水に疑問が残ると言われるインドのウイスキーですが旨かったです。
 
AMRUTとは
サンスクリット語で「人生の霊酒」という意味です。
アムルット蒸留所は1948年に、インド南部カルナータカ州の州都バンガロールで創業
ウイスキーの蒸留所としては世界で最も高い標高920mに建設されています。
南インドの熱帯性気候に属し、年間の総雨量は860ミリに達します。
アムルット蒸留所が作り出すウイスキーの熟成に大きな影響を与えています。
スコットランドと比べて3倍の速さで熟成が進むと言われ、エンジェルシェアが
スコットランドの約3倍、10〜16%にもなります。
樽の中で蒸散、呼吸と濃縮がより多くされる事を意味し、熟成が短期間で進みます。
約4年で熟成がピークに差し掛かるそうです。
 
 先ほどのボトルはこちらのブースで入手しました。
今年のフェス記念ボトルが3本ともありました。もちろん全て試飲(笑)
オリジナルのテイスティンググラスも販売してました。
ウイスキーラバーズ名古屋は出店ブースが60ほどになるそうです。
今年の来場者数は2200人と福岡の入場者数とさほど変わらない。
「来年は会場も広くなるのでぜひ来て来て下さい!」と。
来年は名古屋にも行かないとなぁ~(^^;)
 
 

ウイスキー文化研究所

ウイスキー検定を主催することで有名ですね。

毎回顔を出してます。前回は秩父ウイスキー祭2017でした。

さて今回も試飲と思っていたら、代表の土屋守を発見!

 

イチローズの羽生持ってきたけど飲む?」

 

会ってすぐ言われました。

有料試飲でしたが、「飲む!飲む!!」と即答(笑)

1000円で羽生が飲めるなんてたまりません!イベントの醍醐味ですね!!

 

羽生を飲み終わったぐらいに、

「イイの持ってきてるけど飲む?」

「これはもう無くなるから本当は出したくない!」とも言ってましたが。。。

ウイスキーフェスティバル東京2016 フェス記念ボトル

G&M社 GLENBURGIE1997

 

それがこちら☟

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こちらは、開封されたボトルのみ無料試飲をさせてくれました。(ボトル半分弱分)

こりゃ旨い!!シェリーの嫌な感じが全くなく、深い味わいがつづきます。

 

「あと4本だけあるんだけど、買う?」

 

・・・まだあるの?

そりゃ「買う!買う!!」とまたもや即答(笑)

ウイスキーフェスティバルには行けなかったのでラッキーでした!

そのほかにも、トートバック、テイスティンググラスを購入しました。

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土屋氏が、「せっかくだからサインするよ!」とボトルにサインくれました(笑)

 

そのほかにも、グレンロセスジャックダニエルイチローズなど試飲しました。

 

 

〇イベントブース

イベントブースではトークショーやマジックショーも。

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こちらのブースはオープンスペースなので自由に参加できます。

ウイスキーの熱いトークが聞けちゃいます!

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キリンマスターブレンダー田中城太氏も登場!

 

イベントブースでは1日中、トークショーや音楽演奏などやっています。

ちょっと疲れたら休憩にもいいですね!

ちなみに、食事を出すブースもいくつかありましたが、私食べると飲めなくなるので。

全く見てません!!

てことで、紹介できません(笑)

なかには、テーブルもあって仲間内でお酒とおつまみで楽しくやっているグループも

たくさんいました。

が、僕はずっと動きまわって飲みまくってました(笑)

 

メインフロアはこのぐらいにしておきます。

ニッカカフェジン・カフェウォッカなど試飲しましたが、メインはウイスキーなので。

次は、マニアックフロアをご紹介しますね!

ちょと、長くなってきたのでもう1つのフロアとオリジナルボトルの紹介は次回に!

 

【イチローズモルト】ベンチャーウイスキー秩父蒸留所に行ってみた!②

2017年2月にイチローモルトを作る秩父蒸留所に行ってきました。

今回は第二弾。熟成庫を中心にご紹介します!

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前回は、製造工場棟を中心にご紹介しました。

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今回は、その後に向かった貯蔵庫が中心です。

秩父蒸留所は4つの貯蔵庫があります。

同じ敷地内に2つと、車で5分くらいのところに2つあります。

今回入れたのは、第一熟成庫です。

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②第一熟成庫

第一熟成庫は上の写真の②の建物です。

今回は写真中心でいきます!中はこんな感じです。

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☝ドーンっと樽が迎えてくれました。圧巻です。

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☝奥までギッチリ並んでます。

いろいろな樽を使っています。熟成順なのか、形・大きさが様々な樽がランダムに積まれていました。

ちなみに、樽と樽は木のレールの上に乗っていますが、棚があるわけではありません。

ダンネージスタイルと言って伝統的な熟成庫のタイプです。

温度や湿度を一定にする為に一般的には3段までしか重ねないのですが、

ここでは、小さい樽は例外的に4段に重ねていました。

一番下の樽を出すのはどうしてるのか?という質問をしてみると。。。

 

「基本的には人力です!」

 

だそうです...(笑)

倉庫内は中央の通路以外は、土の地面むき出しです。

大きめの重機などが入れられそうにない通路です。

その為、樽の移動は基本的には人力だそう。

重労働ですが、ダンネージスタイルへのこだわりがあるそうです。

 

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☝地面がむき出しになっています。

 

イチローモルト モルト&グレーン ホワイトラベル

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☝この樽は、イチローモルトでも一番オーソドックスな

モルト&グレーン ホワイトラベルを後熟(マリッジ)する為の樽です。

ちなみに、写真の樽は新品でまだ使われてませんでした。

モルト&グレーンはどこの原酒を使っているか公表されていませんが、

世界でも珍しい〝世界5大ウイスキー″をブレンドしています。

10数種類の原酒をブレンドするので、大きな樽でマリッジ作業をしています。

 

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ワインウッドリザーブ(WWR)

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こちらは、イチローモルト ワインウッドリザーブ(WWR)を調整する樽です。

世界中からワイン樽を購入しているため、樽ごとの調整が必要になります。

この樽に移して半年ほど後熟(マリッジ)させて完成します。

その為、ワインウッドリザーブは出荷量が少なく、安定した流通が出来ていないそうです。

ちなみに、この樽も新品でした。

2016年の下半期に出荷量が極端に減った時期がありましたが、その時はこの樽の1つが

壊れてしまって修理に出していた為でした。

 

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自社製のミズナラ 

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 ☝上の写真の上段の樽はミズナラです。

この樽は秩父蒸留所で作った樽です。

樽を作っている蒸留所は今まで日本にはありませんでした。

最初の樽1つを作るのに半年近くかかったそうです。

木材を組み合わせるとどうしても、隙間が出来て漏れてしまう。

漏れる箇所を修復して、もう一度確認すると別のところから漏れる...

「こんなに大変なのか?」

と思ったそうです。

 

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☝こちらはシェリー樽

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☝プライベートカスクでしょうか?

 

熟成庫は以上です。

外では、ミズナラ樽を作る過程を見せてもらいました。

☟結構細い木材を合わせているのが分かりました。

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樽の内側の焼き付けは、実践してもらえました。

この作業もウイスキーを作る上で重要な作業で、蒸留所の個性を出すことにつながります。

どの作業も手作業が多く本当に驚かされました。

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☝熟成期間にもよりますが、1つの樽を2~3回ぐらい使うそうです。

 

テイスティング

このあと、熟成庫の外でテイスティングをさせてもらいました。

 

モルト&グレーン ホワイトラベル

・ダブルディスタラリーズ(DD)

ミズナラウッドリザーブ(MWR)

・ワインウッドリザーブ(WWR)

THE PEATED2016

 

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PEATED2016は個人的にも2本所有していますが、これがピートタイプ好きには

たまらない1本です。一人で150mlぐらい飲んでしまいました(笑)

限定ですから、なかなか入手が難しいのが困ったもんです。

 

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肥土伊知郎社長が登場!!

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とっても気さくで、「どちらから来たんですか?」とか「楽しめました?」

とお声をかけて頂きました!

いろいろ質問にも答えてくれて最後には、

「今日の前夜祭と明日の会場にも居るのでお会いしましょう!」

と言ってくれました。

実際に前夜祭でも、当日の会場でもお話できました!

 

最後に...

秩父蒸留所では、100%メイドインジャパン(埼玉)を目指しています。

麦芽を乾燥させるときに使うピート(泥炭)は、実は埼玉県飯能市で採れます。

樽は、北海道で採取されるミズナラ材を自社で加工して作っています。

大麦は現在、秩父の農家さんと提携して実験的に収穫を始めています。

いずれは、完全な日本産のウイスキーを作るのがイチローモルトの目標でもあります。

 

今後がより楽しみになる蒸留所見学でした!

【イチローズモルト】ベンチャーウイスキー秩父蒸留所に行ってみた!①

2017年2月にイチローモルトを作る【秩父蒸留所】に行ってきました。

一般公開していない蒸留所内を公開します!

イチローモルトが出来るまでがこれを読めば分かります!

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年に1回だけ公開される

埼玉県秩父市にある株式会社ベンチャーウイスキー秩父蒸留所。

今や入手困難なウイスキーとして有名な「イチローモルト」を造る蒸留所である。

この秩父蒸留所は一般公開されていない。

しかし、年に1回だけ一般の人が入れる日がある。

それは、「秩父ウイスキー祭」の前日に行われるオープンデイ。

事前に申し込みをした150名ほどのみが見学を許される貴重な見学会だ。

※実際には、年に複数回は工場見学をしているようだが、小売酒販組合など関係者しか入ることが出来ないことがほとんど。

 

15時からの見学ツアーに参加した僕の周りは知らない人ばかり...
見学者は事前に予約した時間ごとに20人程度が秩父神社に集めらえる。
 まあ一人で行っているので当然ではあるが(笑)

 

専用のバスで秩父蒸留所までは20分程度。

バスの中では、実際に秩父蒸留所で働くスタッフが、

秩父蒸留所の歴史やウイスキーを造る苦労や秘話を話してくれる。

秩父蒸留所で働く、肥土伊知郎社長やスタッフは気さくな人が多い。

 

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街から少しはなれた山の中に蒸留所はある。

夏は暑く、冬は寒い秩父の2月はまだまだ寒く、見学の前日には雪も積もるぐらいだった。

敷地は狭く、想像以上に小ぢんまりしていた。

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見学を許された建物は上記の①と②。

 今回は①の製造工場の中をご紹介します。

①製造工場

蒸溜所に着くとまずは、①製造工場に案内される。

秩父蒸溜所はこの1つの建物の中で、

  糖化→発酵→蒸溜→樽詰め→ボトリング(出荷)

と熟成以外すべてをやっている。

とてもコンパクトで珍しい蒸溜所でもある。

 

ミル(粉砕機)

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まずは、工場の入り口で大麦と対面。ここで原料のモルト(大麦麦芽のお話。

ちょっとわかりにくいですが、奥中央にある白い機械がミルです。

このミルは上のノズルを通って、工場内にあるマッシュタンにつながっています。

 

ミルで砕く前の原料をそのまま見せてもらいました。

大麦は25kgに分けて袋に入ってます。

なぜ25㎏かというと、秩父蒸留所が出来た当時から働いている女性従業員さんが、

 

「私が持ち運べる重さ!」

 

と言っていました(笑)

従業員誰もが運べないと困っちゃいますもんね。

 

現在、イチローモルトの原料はイングランドなどから取り寄せられた大麦麦芽を使っている。

ここでは、その使われている大麦麦芽の試食をさせてくれた。

ノンピートタイプとピートタイプの味比べができ、この時点で味の違いがはっきりしている。

 大麦麦芽そのものが旨い!

 これには驚いた。麦にほのかな甘みがあり、深い味わいがある。

〝これは旨くなるよ!″

試食した参加者からも声が上がった。

原料から1つ1つこだわっている一面が到着直後に見れたわけだ。

 

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☝製造工場の入り口

次はいよいよ工場内に足を踏み入れます。

 

秩父蒸留所は見学コースがありません。

 

よって、上の写真のようにスリッパに履き替えそのまま製造工程を見て回ります。

これは、大手の蒸留所では考えられないことです!

 

 

マッシュタン

マッシュタンとは、Mash(麦汁)を造る為のTun(樽・容器)のことです。

麦芽を糖化する為に使用する容器や鍋の総称です。

こちらが、秩父蒸留所のマッシュタンです。

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☝白い奥の部分が外側のミルとつながっている部分です。

粉砕された麦芽と水を混ぜて加熱することでMash(麦汁)を造ります。

1回の仕込みで160㎏の大麦麦芽を使います。

1回の仕込みで2回の抽出をすることで原料の旨みをすべて出せるそうです。

 

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発酵槽

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1回目と2回目のMash(麦汁)を1つの発酵槽に入れていきます。

発酵槽は合計で8基ありました。

全て木製。ミズナラ材を使った発酵槽は世界でもここだけ!

一般的に発酵槽はステンレス製のものを使う蒸留所が多いです。

ステンレス製のほうが、メンテナンスや衛生面を考えると管理が楽とされています。

しかし、木製の発酵槽にはいいことも。

ステンレス製に比べ、木製は乳酸菌が1000倍働くと言われています!

木肌には乳酸菌が住み着いていて、この乳酸菌が独自のフレーバーをもたらしてくれます。

イチローモルトは、発酵の段階ですでにミズナラのフレーバーを持つ世界で唯一のウイスキーとなるわけです。

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☝他の蒸留所の発酵槽と比べるとかなり小さいサイズです。

ちなみに、見学当日は、足元がかなり濡れていました。

おかしいな~っと思って聞いてみたら、

 

〝発酵槽の1つが漏れちゃって...たまにあるんです(^^;)″

 

写真にはありませんが、ほんとにぴゅ~って感じで漏れてました(笑)

 

ポットスチル

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秩父蒸留所にあるスチルはこの2基です。

左側のウォッシュスティルで一度蒸留し、右側のスピリットスティルで再溜します。

真ん中の機械は、スピリットセーフです。

抽出する最初の部分(ヘッド)と最後の部分(テイル)を取り除いたハートと言われる

部分だけをウイスキーとして樽で熟成します。

このハートの部分を抽出することをミドルカットというが、この作業はスティルマンという作業員が行っている。

スティルマンはノージング(自分の鼻で蒸気を嗅ぐこと)だけで決めている。

スティルマンがウイスキーの味を決めていると言っても過言ではありません!

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見学コースの無い秩父蒸留所ならではの光景。

見学者はスチルに触ることもできた(稼働しているから熱かったです)

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☝これは香りの違いを確かめてます。

上記の写真は、ヘッド・ハート・テールの香りの違いを嗅がせてもらった。

ヘッドは金属臭が重苦しい印象でハートになるとフルーティーさが出てくる。

テールはそのフルーティーさが薄れていた。

 

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ボトリング・ラベラー

熟成されたウイスキーは貯蔵庫からこちらにまた戻ってくる。

ボトリングとボトルへのラベル貼り付けはここでされている。

見学当日はボトリングはされておらず、見ることはできなかったのでラベラーだけ。

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☝奥の部屋でボトリングしているそう

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☝出荷待ちのMWRやWWR

ちょっとラベル欲しかったです(笑)

 

製造工場内は以上です。

このあと、第1熟成庫に向かいました。

続きは〝ベンチャーウイスキーに行ってみた!②″で。

 

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